| 第33回11.25掲載 本とHP | ||
![]() |
こちらでも別の形で「本」と「HP」を比較してみる。「紙媒体」と「電子媒体」の違いと考えるとどうか。もちろんインターネットの利点(と弱点)はそれ以外にもあるが、「読む」ことだけを考えればそんな比較が可能なはずだ。 紙媒体は手軽だ。持っていればすぐ読める。一方、電子媒体は機械が必要だし、同時に電気も不可欠だ。 紙に書かれたものは再利用しにくい。資料収集のために、瞬く間に膨大なコピーの山に囲まれた経験は多くが持つはず。そんな場合は電子媒体に軍配が上がる。でもそれは「読む」ことそのものではない。 単に「読む」には、どうやら「電子」のメリットは小さい。読み上げソフトを利用するなど、別の形に変換して初めて実感するものだろう。プリントアウトして読むのもその変換の一つ。やはり我々は紙の手軽さを知っているのだ。 |
![]() |
|
[「ふとがみの独白(つぶやき)」トップへ] | ||
| 第32回11.18掲載 情報の偏り | ||
![]() |
インターネットでしか分からない情報というのは、そんなにはない。せいぜいネット上での出来事ぐらいだろう。しかしどんな情報もネット上にある限り、他の手段より速やかに知ることができるのは確かだ。 一方、ネットで得られる情報はあくまでデータ化され公開されたものに過ぎない。だから、世にある情報のすべてでは決してない。ということは、ネットだけを情報源にしていると、入手する内容にはかなり片寄りができることになる。 だがもっと怖いのは、事実であるか否かの保証が他のメディアに比べ著しく弱い点にある。検索で小説文中に紛れ込み、それを事実と受け取ってしまうような、どこにも悪意の存在しない事故だって、ないとは言いきれないのだ。 悪意があればどうなることやら…。 |
![]() |
|
[「ふとがみの独白(つぶやき)」トップへ] | ||
| 第31回11.11掲載 MOクラッシュ後日談 | ||
![]() |
壊れたMOドライブの後日談を忘れていた。ちゃんと直った。しかし修理代は購入価格の7割近かった。今ならこれで同等以上のものが買えるかもしれない。 人件費が高くつくのは分かる。集積回路の塊は、千差万別の症状から壊れた箇所を特定して一つひとつ直す修理より、最初から作る方がよほど楽だろうことは想像に難くない。 しかしそれでいいのか、本当に。最先端技術であろうパソコン関連品が、リサイクルという時代の要請から最も遅れている気がしてならない。 それが単に費用効率の問題であるのなら、修理品や中古品がより安く、新品がより高くなる政策があればいい。消費税だってそれに使われるなら大賛成だ。 でもそれだけの問題じゃないからなあ。 |
![]() |
|
[「ふとがみの独白(つぶやき)」トップへ] | ||
| 第30回11.4掲載 「歴史」的価値 | ||
![]() |
こちらでも今回は「歴史データ」について考えてみる。いや、もちろんつぶやきらしく。 歴史と言ってもいろいろだ。モノにも町にも、さらには企業や活動にも「歴史」はある。現にそういうページを設ける団体サイトはけっこうある。 けれど考えてみれば、歴史と銘打たなくとも、さらには歴史を描く自覚がなくとも、「歴史」的価値を持っていくことだってありそうだ。 つまり、今これからあなたが始めるさまざまな活動報告さえ、そのままでやがて少しずつ「歴史資料」の意義を持つかもしれないということだ。ウェブでは、つながりを得て価値を増すこともあるのだから。 とすると、だ。何年も更新されないサイトだって、あながち「ゴミ」とは言い切れないのかもしれない。 |
![]() |
|
[「ふとがみの独白(つぶやき)」トップへ] | ||